高齢者のQOL、睡眠の質が大きく影響
名大など
名大などは、睡眠の質が高齢者の健康関連QOL(生活の質)の将来の動きに大きく影響するという研究結果を公表した。地域医療や公衆衛生分野などさまざまな場面で活用できる可能性があり、高齢者の健康寿命を延ばすための早期介入の実装可能性を高める成果だとしている。
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研究は、名大大学院医学系研究科実社会情報健康医療学の中杤昌弘准教授らと、弘前大の三上達也教授らが共同で実施。地域在住の高齢者910人を対象に、最長12年間にわたって健康関連QOLを評価した。
その結果、睡眠の質が健康関連QOLの将来の動きに大きく影響することが分かった。眠りの深さや寝つきやすさ、睡眠薬の使用、日中の眠気といった睡眠に関する複数の項目が、日常役割機能の身体面や精神面の低下と強く関連していたため。
一方、就寝や起床の時刻といった睡眠習慣も分析したところ、睡眠時間の長さや睡眠時刻よりも睡眠の質が将来の健康関連QOLを左右する可能性が高いことが示された。研究成果は、1月8日付の国際雑誌「Scientific Reports」に掲載された。
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